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ヘルペスウイルスに感染すると場所によって性器ヘルペスや口唇ヘルペスといったように、症状が出てきます。このヘルペスは身近でありながら、多くの人が意識の外に置いているように思います。このヘルペスについて、ここでは原因や薬、再発の有無など、みなさんが気になる部分について整理して紹介していこうと思います。

ヘルペスについて考えている男女

世界には160種類ものヘルペスウイルスが存在すると言われています。
その中でも主に下半身に感染する単純ヘルペス2型というのが性器ヘルペスの原因です。
上半身に感染する1型だと唇や角膜のヘルペスとなりますし、子供に多い病気として認知度の高い水疱瘡もその仲間です。
性器に感染した場合は特に恥ずかしいからと放置してしまいがちですが、自然治癒する病気ではない以上は、この病気のことを詳しく知って正しい対処をすることが求められます。

ヘルペスの感染経路とは?

性器ヘルペスは性感染症の一つです。
ウイルスのイメージそのため性行為が感染経路となることが多いです。
風邪やインフルエンザのように空気感染・飛沫感染することはなく、粘膜同士が接触することが感染経路です。
下半身に感染しやすいという特徴を持つため性器のほか、お尻周辺に感染することもあります。
直接触れるのを避けるためにも避妊具を使用してください。
特にアナルセックスだと妊娠の可能性がないからと直接行うケースが多いですが、そうして感染していっているのです。

ヘルペスウイルスは熱や乾燥に弱いという特徴を持ちます。
そのため空気中を漂うことができないのですが、場合によってはタオルなどが感染原因となることもあります。
特に決まった相手もおらず性行為はごぶさただから感染することはないと油断していたら危険です。
たとえば家族とタオルを共有している方・銭湯など公共のお風呂に行って置いてある椅子に座ったという方・洋式の公衆便所を利用したという方、すべて感染している危険性はあるのです。
タオルなど日用品の共有は控えるようにしましょう。
特に免疫力が低下して弱っているときなどは菌をもらいやすいため、温泉旅行で疲れを癒すなどの行為はやめておいた方がよいのです。

たとえ、感染者が使ったタオルであってもきちんと洗って乾燥させたものであれば大丈夫です。
熱や乾燥に弱いウイルスたちですからすでに死滅してしまっているはずです。
一人ひとり専用のタオルを使う方がより安全性は高いでしょうが、そこまで神経質になる必要はないのです。

もしも感染しているのであれば公共のお風呂やトイレは極力使わないようにしましょう。
自宅でも気を使ってください。大人としてのマナーです。
性感染症といっても必ずしも性行為が原因で起こるとは限らないのです。
誰か違う相手と浮気したのではないか・性行為未経験と言っていたが本当は違うのではないかと疑って攻め立てるのはやめましょう。
普段の何気ない日常的な行動の中でウイルスを移されていることだってあるのです。
病気について正しい知識を持っておくことは大事です。

ヘルペスを発症している方は家でおとなしくしておき、もしも感染者に出会ったら極力気をつけるようにしておけばよいというわけでもありません。
ヘルペスの恐ろしいのは感染した本人でさえ症状に気が付かないということが多いことです。

ヘルペスの症状と再発の原因とは

症状について説明する医師感染した場合の感染部位や症状は男女で異なります。
女性の場合には外陰と膣周辺に赤いブツブツ・水ぶくれ・腫瘍などができるのですが、男性はペニスの先端部分・包皮・陰茎体部などに発症します。
ただし、こういった典型的な症状が必ずしも出るとは限りません。

それにヘルペスに似た症状を持つ病気もあるため、素人は気が付かないことや違った病気と勘違いしてしまうことも多いのです。
性器周辺だけでなくおしりや肛門・太ももに発症することもあります。
どちらかというと女性の方が症状はひどくなる傾向にあります。水ぶくれができるだけでなく強い頭痛や排尿痛に苦しめられるのです。
ウイルスが中に入り込み、子宮頸部まで及ぶこともあります。

ヘルペスの症状は、特に初感染時に強く出ます。
この病気の恐ろしいところとして何度も再発して苦しめられるという特徴もあるのです。

初めて単純ヘルペスウイルスに感染したときです。
そのため初感染のときには大きな水ぶくれが出たり激しい痛み・灼熱感・ひりひり感・むずがゆさなどを感じることでしょう。
高熱が出ることもあります。
全身的な症状が出て入院しなければならなくなるようなこともあるのです。
そうならないためにも、感染経路を断って予防することが大切です。

一度感染すると、たとえ薬を使って治してもさまざまなきっかけで再発します。
たとえば疲れていたりストレスを感じていたり、それが続くことで免疫力は低下してしまいます。
他の性器感染症にもかかって局所の皮膚領域が冒されていたりといった肉体的な原因があります。
セックスによって皮膚の摩擦や損傷が起こっているときも危険です。
月経時もホルモンバランスがいつもとは違っている状態のため再発することがあります。
何度も再発を繰り返す中で、それ自体がストレスや不安となって更に繰り返す原因となることもあるのです。

ただ、再発時は自身の体に元々あったウイルスが暴れだすだけで他から移ったものではないことから、初感染に比べると症状はそれほどひどくなりません。
むしろ再発を重ねるたびに軽症化する一方です。
それに、完治させることは難しいとはいえ薬で症状を抑えることはできるのです。
日頃から免疫力低下しないように、肉体的にも疲れを出さないようにして再発の回数を抑えつつ、もし発症してしまった場合には薬で抑えましょう。

ヘルペスウイルスは薬を使っても一生なくならない?

水疱瘡は一生に一度しかかかりません。1度の発症で体が抗体を作ってくれるからです。
予防接種で毒性を弱めた生ワクチンを注射し、抗体を作る方も多く、最近では発症者自体が少なくなっています。

一方の性器ウイルスは何度も発症します。
忙しくストレスの溜まる毎日を送っている方が多い現代社会ですから、本当に何度も発症している方だっています。
単純ヘルペスウイルスは抗ウイルス薬で増殖を抑えられます。
とはいえ完全にウイルスを取り除く方法は、まだ現代医学では見つけられていないのです。
一度感染してしまうとその後は腰の辺りにある神経の接続部分・腰仙骨神経節の神経細胞に侵入し居ついてしまいます。潜伏感染と言います。
この状態であればおとなしく、問題を起こすようなことはないのですが、免疫力の低下など何らかの刺激があると再活性化して、神経を伝って皮膚や粘膜に出てきて症状を引き起こしてしまうのです。
1年以内に8割以上の型が再発しています。

とはいえ、1ヶ月に何回も再発する方もいる一方で、年に1度くらいの方もいるのです。
再発を繰り返す免疫力の落ちた弱った状態であれば、他の病気だって引き起こしてしまいます。
たとえ性生活をしていなくてもトイレや共同風呂などで更なる性感染症を引き受けてこないとも限りません。
自身が弱っていることが客観的に分かるため元気のバロメーターとして活用しながら一生付き合っていくしかないのです。

とはいえ、水ぶくれができる前には必ず何らかの兆候があります。
それがヒリヒリ感でありむずがゆさ・灼熱感・痛みなどです。その段階で薬をすぐに使用すればウイルスはこれ以上は広がりません。
もう水ぶくれや強い痛みに苦しむことはないのです。
一度発症した方は抗ウイルス薬を常備薬として持っておくようにしましょう。
病院で処方してもらわなくとも、最近ではインターネットで手に入れることができます。まとめ買いだって可能です。
その薬を兆候を感じた段階で使用するようにするとともに、そういった兆候が出るということは日常生活に何らかの問題があるはず、生活改善を心がけましょう。

薬を使ってウイルスを抑えない限りはどんどん繁殖して症状が重くなっていってしまう一方です。
恥ずかしいからとヘルペスウイルスを放置しておくのは、絶対にやめてください。

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